#010 足のムレから解放されたい!
靴で最も不快なこと
暑い季節の足元で、最も不快なことは何でしょう? それはずばり、足のムレではないでしょうか。指の間が汗でヌルヌルする。靴下が汗で飽和状態になりジュクジュクする。帰宅して靴を脱ぐと、目が痛くなるくらいの悪臭を放つ。
考えただけでもゾッとしますね。私どもの販売しているセーフティスニーカーはつま先に硬い芯が入っていますので、冬場でも足先がムレるという声を耳にします。
暑い季節、足がムレやすい方はどのようなスニーカーを選べば、少しでも足元が快適になるでしょうか?
ムレを防ぐには色よりまず素材が重要
真夏に全身黒でコーディネートした人と、白でまとめた人ではどちらが涼しげでしょうか。間違いなく白ですよね。しかし、黒のリネン(麻) と白の革だとどうでしょうか?
暑い季節の足元には、吸汗性、速乾性、通気性 の高い素材が快適です。吸収した汗がいつまでも乾燥しないままだとヌルヌル ジュクジュクしてきます。なのでムレが気になる人は本革や合成皮革で覆われたスニーカーは除外しましょう。土踏まず部分に通気穴を開けたり、甲部分にディンプル加工を施した革を使用していたとしてもお勧めできません。有名どころでは、アディダスのス〇ンスミスやナイキのエ〇フォース1等がこれに当たります。
参照:https://shop.adidas.jp/products/AQ0868/
クラシックな素材コットンキャンバス
春夏靴の素材として、真っ先に思い浮かぶのはコットンキャンバスではないでしょうか。本革と共にスニーカーという履き物が発明された当初から使用されてきた素材です。ひんやりとした肌触りと、吸汗性に優れた素材です。難点は乾きにくいことと通気性がいまいちなことです。また、キャンバス素材はバルカナイズド(加硫) 製法で作られることがほとんどで、ランニングシューズなどのセメント製法で作られたものと比べるとどうしても重くなってしまいます。コンバースやVANSから様々な色と種類が発売されています。
参照:https://shop.converse.co.jp/shop/g/g32160321210/
軽くて通気性抜群のナイロンメッシュ
盛夏に履くスニーカーの素材として、最も相応しいのはナイロンメッシュだと思います。吸汗性はあまり期待できませんが、速乾性と通気性に優れていてとても軽いです。靴下が汗を含んでも、通気性が良いので乾くのを早めてくれます。長距離ランナーのシューズには、必ずこの素材が用いられていることからもその有効性がわかります。
インソールの重要性
昔からおなじみの足の汗・臭い対策が、インソールを市販のハイスペックなものに交換するという方法です。活性炭入りの消臭インソール、表面がパイル編みの吸汗インソール、抗菌素材を用いた防臭インソール等々、各社から様々な商品が発売されています。
弊社では、エビやカニの甲羅に含まれる天然成分、キトサン を配合したインソールを販売しています。キトサンには抗菌・消臭効果があり、天然の成分なので環境にも優しく、枯渇する心配のない サステナブル(持続可能) な注目の素材です。ぜひ一度お試しください。(税込 ¥880 送料無料!)
靴下を忘れずに!
ここまで靴とそのパーツに注目してきましたが、それらと同等以上に重要な要素が靴下の存在です。
最悪なのは、裸足で靴を履いてしまうことです。汗かきでない人でもすぐに足の裏がヌルヌルして、靴に雑菌が繁殖し悪臭を放つようになります。なので必ず靴下を履きましょう。数年前までなら素材はコットン100%の1択でしたが、最近では吸汗速乾を謳ったポリエステル繊維などが広く普及し、選択の幅が広がっています。
あと、靴下で強くお勧めしたいのが 5本指靴下 です。指先が5つに分かれているアレです。指の間の汗を吸収してくれるだけでなく、表面積の増加によりひんやりとした肌触りを感じることができ、すごく快適になります。
問題は見た目ですが、現在では様々な素材や色が発売されていて、お洒落なものも多いです。
参照:https://shop.adidas.jp/products/FS9099/
以上を踏まえて、まだまだ続く暑い季節を快適な足元で乗り切ってください。