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#024 海外ドラマを観だしたら止まらなくなった話

9年前に完結したドラマ「ブレイキング・バッド」を観てみた

 きっかけは昨年暮れに、通っているブラジリアン柔術の道場で仲のいいイギリス人のDan(40代男性)から勧められたことでした。以前からNetflix のお勧め欄に出てきていたのでその存在は知っていましたが、観てみる気はありませんでした。

なぜならサムネイルがブリーフ姿の冴えないおっさんだったからです。映画「フォーリングダウン」(1993年・主演マイケル・ダグラス) みたいな、中年がキレて無茶苦茶するストーリーなんだろうなと勝手に想像してました。(まあ遠からずですが)

(C) 2008 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.

それで年末に第1話を観てみました。でも途中で主人公の相棒という重要なポジションであるジェシーが、バカでダメ男でジャンキーな上に、絶望的に華がないキャラなのに辟易して途中で断念してしまいました。

ふとしたきっかけで観なおしてみたら……

それから約半年が経ち、何か面白い海外ドラマはないかなとネットで検索していたら、この「ブレイキング・バッド」を絶賛する声が多いことを知りました。そこでとある日曜日、思い直してもう一度見返してみることにしました。

感想はまあまあくらいでしたがそれでも第1話を最後まで観終えると、初見時とは印象が変わってこの後が面白くなりそうな予感がしました。

2話3話と観ていくうちにどんどん先が観たくなり、あれほど苦手だった相棒のジェシーにも感情移入してきました。YouTubeで観たメイキング映像で、ジェシーは実はシーズン1で死ぬ予定だったが、製作者のヴィンス・ギリガンはじめスタッフたちが、次第にこのキャラの重要性に気付いて死なせないことにしたと知りました。始めに抱いた印象はまんざらハズレてはいなかったのです。その後ジェシーはこのドラマにおける善悪の羅針盤的な役割を担っていきます。

そしてついに2週間ほどで全62話を観終えてしまいました。

その感想は、こんなドラマ観たことない。すべてが完璧だ。この作品を9年も知らなかったなんて悔しい……でもDan、教えてくれてほんとうにありがとう! でした。

 ストーリーが面白いとか俳優さんの演技が上手いとか、音楽が洒落てるとか映像が凝っているとか、挙げればきりがないですが、何をどう説明しても、作品全体の素晴らしさを伝えるには足りないくらいです。

とは言えそれではこのブログで取り上げた意味がありませんので、私の拙い文章力でどこまで表現できるかはわかりませんが、何とかまだご覧になっていない方にこのドラマの素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。もうご覧になられた方にも、あの感動を今一度 思い出していただけたら幸いです。

その②へつづく

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